少女の光を探す旅 第4話 E様はいったい?

小説 blog

ー第2章 光の力ー

第4話 E様はいったい?

ミレイは、光を操れる事やE様はいったい誰なのか不思議に感じていた。

『ミレイ、ミナどう?不思議な感じでしょ。』

『ここはあなたのお父さんとママの母校よ。』『知ってた?』

『えー』

『お父さんとママ何も言ってなかったわ。』

『ミナ、お父さんとママの学校だって、羨ましすぎない。』

『E様、パパとママも不思議な力使えるの?お姉ちゃんも気になるでしょ?』

『あなた達が、直接パパとママに聴きなさい。』

ミレイはお兄ちゃんはどうなのかな、もしかして普通の人間かも。と思った。

『ミレイ、ミナ今度は光を手のひらに作る練習だわ。』

『まず、二人とも手のひらを合わせて見て。』

『はい、こんな感じですか?』ミレイはE様のネイルキレイと見ていた。

『ミレイ、ネイルも後で教えるわ。でもネイルはまだ早いわね。』

『お姉ちゃん、今は光の練習よ。私も・・あのネイル・・』

『ミナ。』

ミレイは『オシャレ』という言葉に弱い。早く大人になりたい。いっぱいオシャレしたい!

『ミナ知ってるよ。お姉ちゃん、ママの化粧水使ってるでしょう。知ってるもん。』

『ミナ、私はもう小4なの。分かる?オシャレに敏感なの!!ミナは子供でしょう!!』

E様は少し笑いながら、『あなた達のママそっくりね。あなた達のママも、あの頃懐かしいなぁ。』

『え、ママも昔はミナ見たく頑固だったんだ!えー、お家帰ったらママの昔の写真見ようよ!ね、ミナ!』

『お姉ーちゃん、私頑固じゃないんですけど!!!ママに似てるのお姉ちゃんじゃん。』

E様は微笑みながら『休憩にしましょ!ママの手作りお弁当持って来たんでしょ?』

ミレイも微笑んで、少し緊張感がほぐれていく。E様、本当ママに似ている気がして、嬉しく安心した気持ちになっていた。特に声がそっくりな事に癒されている。

『E様、ママのお弁当本当においしいんですよ。ミナ、ママのお弁当大好き!!』

三人はピクニックテーブルに座り、リックから、お水とお弁当をそれぞれ出した。

『E様のランチは?』

『え、私は今朝、豆乳とバナナのスムージー飲んだわ。少しはちみつも入れてね。あとグラノーラとヨーグルトも。』

『私だったら、お腹すいちゃう。E様にミレイのお弁当少しあげるわ。唐揚げ本当に美味しいだから。』

『ミナもE様に、これミニトマトあげるわ。』

ミレイは、ミナがただ嫌いなミニトマトをあげただけじゃんと思ったが、口には出さなかった。

『ありがと。じゃ、遠慮なく唐揚げだけもらうわ。ミレイとミナ優しいわね。』

『ミニトマト、お姉ちゃんにあげるわ。ていうか、貰って!!』

『私もミニトマト入ってるから、いらないわよ。ミナ食べなよ。』

『私が貰うわ。ごめんね、ミナがミニトマト嫌いだから、意地悪しただけよ。』と、E様は少し笑いながら言った。

『ミナはこのお弁当で何が好きなの?』

『えっと、唐揚げと卵焼き、ウインナーでしょ、それと、ハムレタスも美味しい。ブロッコリーは普通。』

『そうなんだ。ミレイは好き嫌いないの?』

『もう小4だから、嫌いな食べ物ないわ。ゴーヤぐらいだわ。』

ミナは『あるじゃん。』と思った。

大き目なピクニックテーブルに横三人で並んで座っている。ミレイもミナもE様の隣で食べたいらしい。

『ねえ、E様、いつからお父さんとママ知ってるの?ミナも知りたいでしょう。』

『E様もパパとママと同じ学年?』

『知りたい。実はあなた達のママの妹よ。驚いたかしら?』

ミレイとミナは驚いて目を合わせた。

『ママの妹、すごく嬉しい、なんで今まで黙ってたの?ミナ、ママの妹だって。』

『ママに雰囲気一緒だし、E様、大好き。』ミナは抱き着いた。そして、ミレイも抱き着いたまま、ずっと離さなかった。

『じゃ、始めますよ。お水飲んだらお片付け!!』

『ママはどんなこと出来るの?ミナ知りたい。』

『あなた達のママは、この学校では優等生だったの。さあ始めましょう!!』

二人は手を合わせ始めた。

『なにも起こらない。どうすればいいの。教えて。』ミレイはE様に尋ねた。

『最初はむずかしのよ。ミレイ、ミナ私の手を握って見て。どう?』

『ミレイ、ミナまずは目に力を注いで見て!目に力をこめるのよ!』

ミレイとミナは言われた通り目に力を注いだ。二人の目が黄金色に輝き出し始めた。

『ミナ、物凄くはっきり見えるわ。とても景色がきれい、キラキラしているわ。』

『お姉ちゃん、私は色が少し変わった感じだわ。少しだけキラキラしてる。』

『そうよ。光は目に宿るのよ。あなた達の目キラキラしていて、とても魅力的だわ。今度は地面に触れて見て!』

二人は手を離し、地面を言われた通り触れてみた。

『ミナ、触れた地面が光ったわ。蛍みたいに。すごくきれいだわ。』

『お姉ちゃん、見て。』

ミナが地面を軽くこすって見た。

『光が、光が走ってるわ。すごいわ。』

二人は、今までに見たことがないくらい興奮して、はしゃいでる。光はどこにでも存在している事に気づき始めていった。


人気ブログランキングにほんブログ村 にほんブログ村へ
にほんブログ村エルセーヌ
3

コメント