明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
これを見れば自分に合うカフェのベースがわかる。
カフェ経営といってもどのぐらいの種類のカフェのスタイルがあるかをまず知っておくべき。
カフェを将来的には始めたい、今すぐ始めたい方必見、具体化させるです。重要な事は焦点を絞る。具体的にカフェ経営を計画し始める。
まず、あなたがカフェを始めるなら、どんな種類のカフェ?
カフェの種類
・ドリンクのみ提供する。
・ドリンクとスイーツを提供する
・お食事とドリンクを提供する。
・お食事とスイーツとドリンクを提供する。
すべてのカフェはこの4種類から構成されています。
あなたが、本当に提供したいのはどれですか?
ドリンクのみ提供であれば、今流行りの、バナナジュース専門店、フルーツジュース専門店など
王道でいけば、コーヒー専門店。エスプレッソバーなど
後は、テイクアウトのみ、店内のみ、テイクアウトと店内両方どれかの営業になります。(さらに、テイクアウトカップのみ、店内用グラス、ソーサーのみ、店内用グラス、ソーサーとテイクアウトカップ両方の選択になります。)
ドリンクとスイーツを提供の場合、一番イメージしやすいのは、日本で一番多くの店舗数をもつスターバックス(テイクアウト用のサンドイッチはありますが、お食事からは省かせていただきます。)
純喫茶(昭和のレトロ感がする、マスターのみで営業もしくは、夫婦で営業している。)
パンケーキ専門店、パフェ専門店、ケーキ屋さんなどスイーツ重視のお店など。
メインの選択
・ドリンクをメインで提供、ドリンクにはこだわりがあり、お客様全員がドリンクを飲みに来るスタイル。スイーツは日替わりで1~4種類か定番スイーツ1~4種類。(ドリンクの価格を500円以上に設定、ケーキセットメニューなどがありスイーツの値段はお手頃)(テイクアウトありか、なしか)
・スイーツをメインで提供、スイーツはこだわり、個性的、旬の生のフルーツやボリューム満点など、看板商品にあたる価格設定高めのカフェ。パンケーキ専門店やパフェ専門店など (ドリンクの価格帯もお手頃で、セットドリンクメニューから選べるスタイルなど)(テイクアウトありか、なしか)
・ドリンクもスイーツもメインで提供、これは、NGです。どちらかをメインに設定して下さい。メインは絶対に1つのカテゴリーに絞ってください。ドリンクもスイーツもメインで出したい気持ちもわかりますが、初めてカフェを経営される方が、一番おちいり易い失敗例です。成功するカフェ経営者は、とても細かく具体的に計画、実行している人だけです。
おススメはなんですか?
全部美味しいですよ。
NGです。
飲食店のデーター 2年以内の廃業率50% 5年以内の廃業率70%以上 閉店数が多い業種カフェ4位です。
お食事とドリンクを提供の場合、おしゃれな定食屋さんのイメージです。
お食事の多い時間帯ランチタイムディナータイムをメインとしています。
そしてドリンクだけでも来店可能だが、食事をメインとしています。
スイーツなしのメインが海鮮丼のカフェ、オリジナルハンバーガーカフェなど。ディナータイムメインでアルコールドリンクを扱うカフェなどもあり。
メインを選択
お食事をメインで提供、ほとんどのお客様がご飯を食べに行くお店。無農薬野菜を使ったオーガニック料理がテーマなお店や、カフェ飯、お食事を連想させる広告など、お食事に特化したお店。ドリンク付きのランチメニューや、セットドリンクメニューをサービス価格で置いているお店が多い。単品ドリンクも置いている可能性もあり。夜はカフェバーやアルコールドリンクを扱った居酒屋スタイルのカフェなど夜遅くまで営業しているところもある。(テイクアウトありか、なし)
ドリンクをメインで提供、アルコールドリンクを中心にこだわりのあるドリンク種類多数。お食事はおつまみを中心とした、価格帯お手頃な料理が頼めるスタイル。
お食事とスイーツとドリンクを提供する場合、最も一番ポピュラーなスタイル 5割以上がこのスタイル 珈琲館やダイニングカフェ お酒を提供しているところも多い 居酒屋ダイニングカフェなど、テナントが大きいカフェはこちらに属する。
様々なカフェスタイルが提供可能。
メインを選択
ドリンクをメインで提供、営業時間が長い傾向があり、こだわりのドリンクで、値段も500円以上を設定。スイーツや軽食、お食事が単品オーダー、値段設定もお手頃。ランチタイムセットメニューや、スイーツタイムケーキセットメニューなど設定できる。代表てきなカフェとして、コメダ珈琲店があげられる。サブメインも作ることが可能 重要なのは優先順位を作ること(サブメイン お料理 or スイーツ)テイクアウトありか、なし
スイーツをメインで提供、ほとんどのお客様が、スイーツを目当てに来店。パンケーキ専門店に、お食事パンケーキメニューも置いてあるスタイルなど、全面にスイーツ押し、スイーツも豊富でボリューミー、流行りの影響も受けやすい。ターゲット層は若者で、インスタなどのSNS効果で宣伝効果も期待できる。看板スイーツの味はもちろん、見栄えもかなり工夫する必要性がある。サブメインは、インスタに載せたくなるような見栄えのあるドリンクが多い。セットドリンクメニューも効果あり。
お食事をメインで提供、ほとんどのお客様がお食事を目当てに来店。カフェなのでお食事のジャンルも自由。お食事+ドリンク+スイーツすべて込みのプランや、お食事+ドリンク付きに、別途+~円など色々なプラン設定が考えられる。お昼のランチタイムはお食事に特化、夜のディナータイムはアルコールドリンクが頼まれそうなメニュープランなどの設定もできる。
この分野では、サブメインが昼と夜で変える事も可能だが、重要な点はメインがお食事(料理)である事を強調するべき。
お食事のメニュー数や、料理のジャンルなど具体的に考える必要性がある。
ドリンクもスイーツもお食事もメインで提供、絶対にやってはいけません。
この中から、選ぶこと出来ましたか?
あなたが目指す素晴らしいお店に、一歩近づくことができました。
次にカフェのジャンルについてです。
皆さん、いろいろなイメージをお持だと思います。それをさらに具体化させていきましょう。
カフェのジャンル スタイル
・自然派カフェ
・和カフェ
・音楽系カフェ
・純喫茶
・アジアンカフェ
・グローバルカフェ
・どこにもないオリジナルなカフェ
・モダンカフェ
・アンティークカフェ
・ヨーロピアンスタイルカフェ
・アメリカ系カフェ
・オーガニックカフェ 美と健康がテーマ。
・ヘルシーなお食事やドリンクを主に提供しているカフェ。
・ベジタリアン料理も置いてある所もある。
・抹茶、あんみつ、くろみつなどが定番の古民家風カフェ。
・和風スタイルの料理や郷土料理を提供している風情のあるカフェ。
・今は和風のスタイリッシュなカフェもある。
・ジャズ喫茶やロックカフェなど生ライブを中心としたカフェ。
・グランドピアノやステージが置いてある構成のカフェもある。
・お食事をしながら、生のジャズ演奏を聴き白ワインが合いそうなイメージ。
・昔ながらのレトロな喫茶店。
・マスターが一杯一杯丁寧に、ドリップ珈琲やサイフォンを提供してくれるイメージ。夫婦で経営している店も多い。
昔ながらの洋食ナポリタンやサンドイッチがある店が多い。
・タイ、ベトナム、インドネシア東南アジアにあるカフェを日本風にアレンジ。
・東南アジアの人気のある料理やドリンクが頼める。
・台湾カフェはタピオカや台湾風かき氷など人気がある。
・世界中のカフェを旅して来て、色々な国々の料理やドリンクを日本風にアレンジして提出。
・オーナーが旅して集めた写真や民芸品などが飾ってあるイメージ。
・世界中の人々が集まりやすいカフェ。
・個性的なデザイン、発想で世界にひとつだけのオリジナリティーを追求したカフェ。独創的な料理なども提供。
・専念されたスタイリシュなカフェ。
・シンプルなデザインで、斬新な料理やドリンクなど提供。
・高級のイメージがあるカフェ。
・アンティークとはフランス語で骨董品。椅子やテーブルなど欧米スタイルのカフェ。オーナーがエイジングした、オシャレな作り。
・女性に人気のあるお料理やスイーツを提供。
・フランスやイタリアにあるカフェを再現。イタリアのエスプレッソバーや、フランスのカフェオレ、そば粉で作ったガレットなどが有名。
・パスタを提供しているカフェも多い。
・シアトル系、ブルックリンスタイル、ハワイアンカフェなどが有名。
・シアトル系でいえばスターバックスコーヒー、誰でも一度は訪れたことのある、一番人気のコーヒーチェーン店。
・ブルックリンスタイルのカフェも年々増えてきている。
・ハワイアンカフェではパンケーキや大き目なハンバーガーが食べられる。
カフェのジャンルは代表的な例として、記載しました。
それ以外では、読書をするカフェ。メインが本です。ドリンクがサブメインとなる構成で、一日入場料とドリンク飲み放題がセットになり、値段設定1500円以上など。一般の本屋さんにないセンスのある、読書ずきに需要のある本のみをたくさん置く。利用者はリクエストを書く事もできる。ターゲット層は読書ずきのひと。何時間居てもあきが来ない構成。
飲食よりも物に付加価値をつけるなど、新しいアイデアのあるカフェも出てきています。
あなたの経営したいカフェのイメージが具体的になってきましたか?コンセプト(どんな店?)とターゲット層(誰がくる?)が決まれば、場所もどこがいいかな?など調べ始める事ができます。
ここまで絞れれば、あとはブラッシュアップするだけ。
妥協は禁物。
カフェの計画
・ここからはカフェ経営計画ノートを書く。(スマホでノート入力、音声入力も可)
・コンセプト、ターゲット層を書きだす。
・どこにも負けないメインメニュー(ドリンクorスイーツor料理)を研究し、ノートに書きだしていく。出来れば、期限と目標(今から3か月間で、メインのレシピをつくる、など)設定をかき出し、メインメニューを元に、サブメニューも考え作る。
・まずは、コンセプトとターゲット層にあったメニューを完成させる。メニューに値段をつける。税込み価格でのメイン原価率 27%設定。例 メイン原価270円 メインの値段1000円(税込み)。野菜、お肉など、価格変動が起きるため最大原価率は30%以内で納めたい。(ターゲット層が払える値段かCheck)
・メニューを見て客単価を予想してみる。さらに損益計算書を予想してみる。例 ランチタイム客単価1250円、ディナータイム客単価2200円など。来店人数(テナントの大きさも決まってないので、あくまでも予想です。)例えば少な目に予想 昼 17人夜 13人で損益計算書を作ります。
売上 お昼1250円×17人=21250円 夜2200円×13人=28600円
お昼と夜 合計49850円 (昼と夜の合計、一日の客単価は 49850÷30人=1661,6円)
営業日数 25日に過程すると、
1ヶ月の売上 合計 1246250円 1ヶ月の売上で損益計算書を作成(とても分かり易く作成しています。)
項目 | 構成比率 | 月間収支 |
売上 | 100% | 1246250円 |
原価料 | 30% | 373875円 |
広告費 | 3% | 37387.5円 |
テナント料 | 10% | 124625円 |
水道光熱費 | 10% | 124625円 |
通信費 | 2% | 24925円 |
支払手数料 | 5% | 62312.5円 |
諸経費 | 10% | 124625円 |
人件費 | 30% | 373875円 |
売上総損益などはわかりやすく省いています。
あくまでも予測ですが、テナント料の目安1ヶ月 約120000円
ここでの支払手数料は、ローン、リース返済や消費税など 1ヶ月約60000円で設定しています。(一年間で売上1千万超えると消費税を納める義務が発生します。)
人件費ですが、誰も雇わなければ1ヶ月 約373875円(所得税、住民税、国民健康、年金代込み)
営業時間を仮にランチタイム11:00~14:30 ディナータイム18:00~20:30.
1日の営業時間 6時間。
オーナー様の労働時間 約10時間(仕込み、買い物など含め)と仮に設定。
夫婦二人シフト制の場合 夫婦均等にわけて給料 186937.5円
お嫁様を扶養に入れる場合、お嫁様の月給は 約108000円 オーナー様 約265000円
最初は、二人体制のシフトをおススメします。起動に乗った後、アルバイトが必要かを検討します。
・カフェに必要な設備をノートに書き出す。(椅子、テーブル、冷蔵庫などいくつ必要か)値段を調べてノートに書きだす。すべての値段の合計+2000000万を初期費用設定金額を算出する。
・初期費用設定金額を準備する計画表を作成し、ノートに書きだす。(今ある貯金、借りられる金額、毎月貯金出来る金額)。期限を決めて実行する。
期限が決まれば、カフェの名前、資格取得や申請書類もノートに書きだし、計画しよう。
カフェ経営に必要な資格 申請
必要な資格として、食品衛生責任者(調理師免許を取得していれば、食品衛生責任者は免除)と防火管理者(スタッフとお客様の合計人数が30人以上の場合)
食品衛生責任者受講料 約10000円前後
防火管理者 乙種講習料 6500円 (講習時間5時間)
飲食店営業許可申請を保健所に提出。保健所に相談しながら店舗設計する必要性があります。工事が完了する2週間前には申請しましょう。許可がおりれば、営業できます。
飲食店営業許可証 約16000円~19000円
将来カフェを経営したいと少しでも考えているあなたへ
一歩づつ夢に近づく人生 応援してくれる人が次々に現れます。
最後まで読んでくださり本当にありがとうございます。
少しでもお役に立てたら光栄です。
夢を持つあなたに陰ながら応援します。
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